神奈川県大和市のひらの動物病院では、犬・猫の心臓病(循環器疾患)診療、腫瘍科診療、がん治療にも力をいれており、心臓病(循環器疾患)専門外来を設ける他、腫瘍外科手術、化学療法(抗がん剤治療)のみならず、犬・猫のがん免疫療法(活性化リンパ球療法)、緩和医療(痛みのケア)を積極的に取入れ、ホリスティックにQOL(生活の質)を支えます。

〒242-007 神奈川県大和市中央林間2-3-11 tel:046(272)5300
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わんちゃん猫ちゃんの花粉症?

皆さんは花粉症はありますか?

 

ぼく自身は忘れもしない大学4年生のときからの花粉症ですし、今年の花粉の飛散量の多さにやられて、毎年、花粉症であることを絶対に認めてこなかった知人友人たちもさすがに、今年は花粉症であることに白旗を挙げ、マスクをしたり目薬をしたりを始めているようです。

 

先日、車を洗い、ポリッシャーを使って磨き上げました^^ コーティング剤をつかって表面仕上げをすると確かに納車時の輝きを取り戻してくれますが…

 

4時間後...

 

黄色い粉があきらかに降り積もっていました(泣 友人が黄砂の飛散状況を調べてくれたのですが、その時間に本州(関東)には黄砂の飛散はなく、おそらくこのすべてが杉かヒノキの花粉であろうと...

 

4時間でこの面積にこれだけ降り積もると思うと、いったい一日外で走ったりしているとどのくらいの花粉を吸い込んでしまっているのか…と不安を通り越して恐怖を感じたりするわけです。

 

この季節になると、よくご家族から『わんちゃん猫ちゃんにも花粉症はありますか?』とのご質問を受けます。花粉症という病気の定義が動物医療にはないので、正確には『花粉類に起因する季節性アレルギー』が『あるかないか』という言葉に置き換えてお答えすることになりますが、当然、『あります』。

 

実際それらがどういった病状(皮膚炎?結膜炎?外耳炎?鼻炎?)の発現に関与しているのか、確定的な判断はできませんが、25年強のカルテを見直していくと、寒い時期が終わって、毎年この時期になると、鼻水くしゃみといった症状で来院する猫ちゃんが数頭いますから、すくなからず関与があるのだろう…と思っています。

 

このタイミングで読んでいるだけでも鼻がむずむずする内容になってしまってすみません...

一昨日の朝の日の出です。夕焼けかのように霞がかっていて、朝から出勤したくなっていました...
あと数週間で終わりが見えてきます!
ひらの動物病院/獣医師:平野由夫