神奈川県大和市のひらの動物病院では、犬・猫の心臓病(循環器疾患)診療、腫瘍科診療、がん治療にも力をいれており、心臓病(循環器疾患)専門外来を設ける他、腫瘍外科手術、化学療法(抗がん剤治療)のみならず、犬・猫のがん免疫療法(活性化リンパ球療法)、緩和医療(痛みのケア)を積極的に取入れ、ホリスティックにQOL(生活の質)を支えます。

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[7月17日活動手記] 福島警戒区域内動物救援獣医師チームVAFFA311
7月17日(日曜日)


3時半に起床し、郡山駅前に4時半集合。川内村体育館に6時半到着。朝礼後、準備が整った班から、順次、各々の警戒区域内担当地域に向けて出発。当第4班も、前日に目撃記録を残した箇所から保護活動を開始した。

作業効率を高める為、保護班F、記録・フード等設置班Gとし行動した。ボランティアの方々の素晴らしい働きにより、前日、保護した仔犬達の母犬を保護する伴に、4頭の猫を保護した。当日は警戒区域内での保護活動の他、シェルターへの動物収容・確認、ID紐づけ作業、健康チェック、ワクチン接種並びに外部寄生虫に対する投薬処置、隣県獣医師会を通じた動物病院への一時搬送といった随伴する処理の確実性が要求された事から、昼をもって警戒区域内での活動を終了とし、双相保健所への移動を開始した。

昨日同様、6号線を北上し、保健所でのスクリーニング検査を経て、15時にシェルターに到着。シェルターでもボランティアの方々が多数、散歩や清掃、保護動物の健康管理に懸命に従事しておられた。

16時30分、保護動物の受渡しを完了。当チームの現地での活動を終了とし、ボランティアの方々と別れ、帰途についた。


当チームの、今回の拡大的福島警戒区域内動物救援活動の目的は、警戒区域という境界内に留め置いてしまった動物達に、再度、ヒトとの関わり・生活を取り戻してもらう事にある。しかしそれは、動物の為だけの救援活動ではなく、警戒区域内での感染症病態の発症、動物同士の無秩序な繁殖、動物達の半野生化から、今、彼らを遠ざける事で、警戒区域という境界がとり除かれた将来、確実になされるであろう地域復興に向けての導入であると考える。

報告を終えるにあたって、チーム所属獣医師、ボランティアの方々、活動を主導して下さった原子力災害現地対策本部をはじめ,福島県職員、福島県獣医師会及び近隣の県獣医師会の諸先生方、シェルターの維持・管理に積極的にご協力頂いている多くの有志の方々に感謝致します。

また、今回の活動と直接的な関わりは乏しくても,全国の警察や消防・自衛隊の方々、多くの自治体からも駆けつけて頂いた方がおられる事も忘れる事はできません。ご支援頂いた皆様に、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。


※7月16-17日の福島警戒区域内獣医師チームVAFFA311の活動で保護された犬:27頭、猫22頭